行動科学と剣道と音楽と
ワイワイタイランドは、石田淳さんの行動科学 を導入し始めました。
石田淳さんの会社の講師の方に、名古屋から目黒に来ていただきました。
■石田淳さんのブログ
僕は、この行動科学をタイ業界の人々に知っていただきたいと思いました。
とくに、従業員のことで頭を悩ませている経営者の方に伝えたいと思いました。
僕は、2008年6月に行動科学という存在を知りました。
またいつものように、
音楽や剣道の話になってしまいますが、
西暦2000年の頃、
僕は音楽界や剣道界でこのように行動していました。
■■■音楽界・・・よくある演奏前の楽屋シーン■■■
「今日はステージ出るときはスーッとクールに行って、カウント4つ目でAの音一発でバーンと行こうぜ。
そのまま1曲目にバッと入りながら、ダーッと前へ出て行ってグッと盛り上げて行こうぜ。」
これだけ読むと、どういう意味かわからない人もいるでしょう。
でも、本当にこういう言葉を身振り手振りでいつも言っいました。
身振り手振りは、下のような感じで。
■スーッとクールに行って
(ここでは右手を低い位置にもってきて前へ滑らすような仕草)
■Aの音一発でバーンと行こうぜ
(ここではギターのネックを握った感じで左手を45度に挙げて、右手全体を痺れさせるように16分でストロークしている仕草)
■バッと入りながら
(ここでは頭を低くして前かがみの姿勢)
■ダーッと前へ出て行って
(ここでは100メートル走のゴールで胸からゴールするような仕草)
■グッと盛り上げて行こうぜ
(ここではクールな表情で数回頷く仕草)
これで通じてたかどうか分からないけれど、一応メンバーみんな形になっていました。
ドラムの奴が動きが違うときには、
「たけし! ハイハットの刻みはチッチッチッチッチッだよ!」
小刻みにネギを包丁で千切りする仕草をしながら言っていました。
■■■剣道界・・・よくある試合前の控室シーン■■■
「先方の牧田ーっ。お前はいつもフワフワやってんじゃねえよ。
今日は相手の動きをガッと押さえるように剣先を低めにして行けよ。
相手がガーッと来ても慌てないでサッと流していくんだぞ」
「いくぞーっ」
「オー!!」
バンドも剣道もこれでオーケー。
今まで数十年こんな感じでやってきたものだから、
なかなか行動科学というものが最初は受け入れらませんでした。
さて、
行動化学とはどういうものかです。
僕が書くことは行動科学のほんの一部でしかないのですが、
行動科学は、
具体的に言う事で誰もが一定レベルの合格点ラインの行動が継続してできるようになります。
「誰もが」っていうところが、
とっても好きです。
なので今までの行動を行動科学を考えながら言い直すと、
■行動科学による音楽活動での他のメンバーへの指示
(訂正前)ダーッと前へ出て行って
↓
(訂正後)マイクスタンドよりも前の、客席側ギリギリのステージの淵に自分のつま先が1cm程度出る位置まで出て行って
■行動科学による会社での他のメンバーへの指示
(訂正前)今日はとても大事なお客さんが来るからバッと盛り上げていきましょう!
↓
(訂正後)今日は年間取引金額1,500万円の当社の取引ランク・ゴールドのお客さまが来ます。お客さまが会社のドアを開けて部屋に片足を踏み入れたら、全員がこの部屋の隅から隅にいる人にも聞こえる声の大きさで、声が裏返えらない程度の高い声で「こんにちは」とお客様の目を見て45度の角度でお辞儀をしながら言いましょう!
つまり具体的に言う事で、誰もが一定レベルの合格点ラインの行動ができるようになるのです。
そして、
そこで成功の体験を積む。
つまり、ライブでいえば
ステージギリギリのところでこのように行動してお客さんの反応が良かった。自分も満足する。
すると、
次からも同じような理想の良い行動をすることができるようになるのです。
今日は、以前の文章を少し手直ししながら書いたのですが、
2008年に書いた頃は、自分自身が行動科学を少し茶化して「こんなの自分にはできないだろう」的に書いているのがよく分かりました。
今日の文章もまだ茶化して書いた文章が、少し残っていますね。
次回にリライトする機会があれば、
もっと自分に素直な文章が書けると思います。
それでは
また!
Keep on Feeling!
えんどうまこと
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